メダカと並んで、日本の水田稲作農業を象徴する魚ですね。近年は、水田のほ場整備が進み、さらに、水路のほとんどがコンクリートに変わってしまったため、見る機会がずいぶん減りました。
ドジョウは「泥鰌」と書きますが、その名の由来は「泥に棲む魚」の意で「泥棲魚」「土生」ともされます。なぜなら乾燥に強く、水がなくなっても、湿った土の中なら生きられるからです。それでもやはり近年は水田の乾燥化が進み、ドジョウでさえも棲みづらい環境になってしまいました。