北アメリカから持ち込まれた外来種です。畦に穴を開けて、水田の水が抜けてしまったり、稲を切ってしまうというような被害が出ています。また、在来の水生生物への悪影響も懸念されます。
アメリカザリガニは2023年に条件付き特定外来生物に指定され、採集や飼育は問題ありませんが、売買や放流は禁止されているので注意が必要です。


成熟した個体は赤く体が固いですが、若いうちは褐色で赤みが少なく、体も柔らかいです。これらの個体を「ニホンザリガニ」と呼ぶ地域や方々もいますが、本当のニホンザリガニは秋田県以北の山地に生息する、日本の在来種です。
