ムツゴロウ

ムツゴロウの3Dモデル。お腹の吸盤、蛙のように飛び出た眼が特徴です。

有明海を象徴する生き物ですね。下付きの広い口で、干潟の表面に発生した藻類を舐めるようにして食べて生きています。広く見通しのいい干潟に生息するため、鳥などの天敵の脅威に常にさらされているため、とても臆病な魚です。何かあると、すぐに巣穴に潜って逃げてしまいます。オスの縄張り意識は高く、ヒレを広げてケンカする光景は、遠くからよく観察できます。

ムツゴロウ
ヒレを広げて周囲のシオマネキを威嚇するムツゴロウのオス

ムツゴロウ
大きく口を開けて縄張り争いをするオス

ムツゴロウとトビハゼ
トビハゼ(前方)と比べると、その大きさの違いがわかる。